三島由紀夫

三島由紀夫 (ちくま日本文学 10)

三島由紀夫 (ちくま日本文学 10)

筑摩書房からでている、日本文学全集の文庫版の三島由紀夫編。

一応、三島の有名な作品は読んでいるつもりでした。

でも、「喜びの琴」という作品はよんでなかったので、買って読めてよかったです。

三島は思想や政治的信条と絡めて語られることが多い作家だと思います。それは仕様がない部分ではあるのですが、そこからもう一歩離れて、作品だけを鑑賞してみたくなりました。




私は、あらゆる場合に、私の「現在の」思考を最も大事にして来た。(終末感からの出発)


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