映画鑑賞:『MW』

研究室と寝床の往復生活にほとほと嫌気がさしてきたので、

「そうだ映画へ行こう」

と一念発起し、シネコンへ。

『MW』が上映中であったので、決定。

山田孝之は好きな俳優なのでよしとする。

国家によって故郷を無くされた主人公が、テロ行為を行うという話。

主人公に玉木宏、同じ境遇から生き残り現在神父役なのが山田孝之

主人公が大層な思想を振りかざし、国家の不正を明るみに出す、という筋書きかなと思っていたのですが、違いました。
基本的に、暴力とか復讐は極めて個人的な情動によって規定されている、という考えが僕の中にはあるので、主人公の「悪」さ加減には納得でした。
悪者は悪者であるほど良いと思います。

テロを主人公にした邦画ってあんまりないような気がするんですが、そうでもないんですかね?


しっかし、気分転換しに行ったはずなのにあんまりすっきりしなかったので、あんま意味なかったなぁ〜。